原子力ビジネスユニット
燃料デブリ取り出しに関するプロジェクトリーダー(日立GEニュークリア・エナジーへ出向)
職務内容 | 【配属組織名】 原子力事業統括本部 原子力事業統括センタ (但し、日立GEニュークリア・エナジー(株)出向(福島・サイクル技術本部 福島・サイクルプロジェクト部 福島プロジェクトグループ)) 【配属組織について(概要・ミッション)】 福島・サイクルプロジェクト部は、福島事故対応・燃料サイクル事業強化のために改編された部署で、福島・サイクルプロジェクト部のうち、配属予定のグループと担当業務は以下となります。 ・配属グループ: 福島プロジェクトグループ ・担当業務: 福島復興のためのプロジェクトを受注から工事完了までプロジェクトマネージャーを責任者として顧客対応、社内調整を担当する部署となります。 福島復興プロジェクトのうち、事故により溶け落ちた燃料等が固まった燃料デブリを取り出すためのプロジェクトや燃料デブリ取り出しに向けた原子炉内の調査プロジェクトを担当します。 【携わる事業・ビジネス・サービス・製品など】 福島復興プロジェクトとしては、使用済燃料プールからの燃料取り出し、燃料デブリの取り出しや原子炉内の調査、燃料デブリの冷却や地下水の原子炉建屋への流入により発生した汚染水対策があります※1。 募集ポジションでは、そのうち燃料デブリ取り出しや原子炉内の調査のプロジェクト業務を担当します。 燃料デブリ取り出しや原子炉内の調査は、これまで経験したことがなく、人が近づけない環境での作業となることから遠隔ロボットを開発し、実機適用を進めています※2。 ※1 https://www.hitachi-hgne.co.jp/activities/fukushima/index.html ※2 https://www.hitachihyoron.com/jp/archive/2020s/2020/02/02d02/index.html 【募集背景】 福島復旧案件である燃料デブリ取り出しは、福島第一原子力発電所2号機で「試験的取り出し」を開始し、2号機での「取り出し規模の更なる拡大」、1号機か3号機での「取り出し規模の更なる拡大」を実施する計画となっています※1。 燃料デブリ取り出しは、これまで経験したことのない、数十年続く先の長いプロジェクトです。 現在、燃料デブリ取り出しは技術開発が中心※2ですが、今後、原子炉内の調査、技術の実証、現地工事と作業量が増加するため、人員の増強が急務となっています。 特に先の長いプロジェクトであることから、若いエンジニアや福島復興という社会課題の解決に意欲のある方の応募を期待しています。 ※1 https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/osensuitaisakuteam/2022/03/4-4-1.pdf ※2 https://social-innovation.hitachi/ja-jp/article/people-fukushima/ 【職務概要】 ・燃料デブリ取り出しや原子炉内の調査に関する、技術開発、調査/取り出し装置、燃料デブリ取り出しに必要なシステムの提案から納入全般を担うプロジェクト活動の推進を担当します。 【職務詳細】 ・社会と顧客の大きな課題である燃料デブリ取り出しの課題解決の為に、顧客への提案活動等の対話を通して、顧客が抱える課題を発見し、社内リソースを活用して顧客の課題を解決する製品・サービスを提案する活動が受注前活動の中心となります。 ・提案にあたっては、競合他社・市場の動向、顧客ニーズ、最新の技術動向等を踏まえ、社内の設計や営業と調整の上、提案内容をまとめ上げます。 ・受注案件においては、社内業務規準に準じて、プロジェクト活動の推進、管理、報告を行います。 【ポジションの魅力・やりがい・キャリアパス】 ・燃料デブリ取り出しや原子炉内の調査は、これまで経験したことがない類を見ない作業となるため、世界の英知を結集して対応が必要なチャレンジングなプロジェクトになります。 日立は、プラントメーカーとして福島第一原子力発電所の廃炉を着実に進めていく責任があります。 調査等から得られた情報から修正を加えながらプロジェクトマネジメントをするポジションで非常にやりがいがあります。 ・また、燃料デブリ取り出しのためには様々な技術が必要であり、社内外の専門家との連携が必要であることから、専門家との交流を通じて、自分の成長につなげることができます。 ・多いキャリアパスとしては、プロジェクトエンジニア→プロジェクトマネージャ→チーフプロジェクトマネージャー(事業責任者)があります。 【働く環境】 ・燃料デブリ取り出しプロジェクトのチームは、担当製品、サービス毎に複数のプロジェクトチームから構成され、チームはプロジェクトマネージャーを責任者とした複数人のチームとなります。 チームメンバは、プロジェクト業務経験の長い人から、設計業務を担当されていた方、福島復興に貢献したいと入社してきた方など、様々な背景の人がいます。 基礎的なプロジェクトマネジメント教育として、プロジェクトマネジメント研修を受講いただきます。 また、業務上必要なツールについてはOJTにて教育を行います。 ・在宅勤務は可能で、出社頻度は調整可能です。 また、顧客のリサーチや営業提案のためには顧客のところに行く必要がありますので、福島や東京等、顧客のところに出張することがあります。 研修は茨城で行っていただきますが、その後については柔軟に勤務地は検討可能です。 (詳細については選考を通してご相談出来ればと思います。) ・なお、管理区域内(放射線環境下)での作業はありません。 ※上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。 |
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応募資格 | 【必須条件】 ・顧客とのコミュニケーション経験があること また、以下のいずれかのご経験がある方 ・社会インフラ関係の営業企画のご経験 ・プロジェクト取りまとめ経験のある方(建設系/機械系だとなお良い) ・プラントエンジニアリングのご経験がある方 【歓迎条件】 以下のいずれかがあると望ましい。 ・PMP/PMS(PMBOKによるプロジェクトマネジメント手法の習得)または同等の知識 ・プロジェクトマネジメント経験 ・収支管理経験 ・経営、業務改革等のコンサルティング業務経験 ・営業、マーケティング業務経験 ・TOEIC650点程度の英語力 【求める人物像】※期待行動・コンピテンシー等 【全職種共通(日立グループ コア・コンピテンシー)】 ・People Champion(一人ひとりを活かす): 多様な人財を活かすために、お互いを信頼しパフォーマンスを最大限に発揮できる安心安全な職場(インクルーシブな職場)をつくり、積極的な発言と成長を支援する。 ・Customer & Society Focus(顧客・社会起点で考える): 社会を起点に課題を捉え、常に誠実に行動することを忘れずに、社内外の関係者と協創で成果に責任を持って社会に貢献する。 ・Innovation(イノベーションを起こす): 新しい価値を生み出すために、情熱を持って学び、現状に挑戦し、素早く応えて、イノベーションを加速する。 【その他職種特有】 ・的確な計画立案:自組織の目標と合致したコミットメントを達成するための作業計画立案と実行 ・効果的なコミュニケーション:ステークホルダーのニーズを理解し、伝え、計画し、実行 ・責務の遂行:目標、方針、手順を遵守し、コミットメントを遂行 ・判断の質:プロジェクト遂行にあたり適切でタイムリーな意思決定 【最終学歴】 高専卒以上 |
待遇 | 【想定ポジション】 主任クラス ※募集開始時の想定であり、選考を通じて決定の上、オファー時にご説明いたします。 【給与】 ■想定月給:369,000〜526,000円 ■想定年収:6,000,000〜9,500,000円 【勤務時間】 8:50〜17:20(実働7時間45分、休憩45分) ※事業所によって時間帯が異なる場合あり。 その他採用条件についてはこちら 【更新日】2023年8月25日 |
勤務地 | 茨城県日立市 |